取引信用保険に加入しても、取引先の動向には注意しなければならない
最近、貸倒リスクに備えるための取引信用保険の相談が増えてきた。
取引信用保険に加入するためには、規則性や会社数など一定の条件があるのだが(今日は割愛)、基本的には、取引先単位で希望保証限度額を申請し審査が通れば、倒産および事業継続できない状況になった場合にその限度額の範囲で保険金が支払われる。
ただし、注意しなければならないのは、保険期間が1年ということである。1年後に更新する際、財務状況の悪化などにより保険会社が引受不可と判断する場合がある。
そのため、取引信用保険に加入しても、取引先の動向には常に注意する必要がある。