社員職人1時間あたりの原価の算出方法
私の顧客の半数以上は建設業で占めており、最初はどの顧客も想定より利益が少ないという共通の悩みを抱えておりました。勿論、複数の理由があるのですが、大きな要因として原価計算ができていないという点があります。
材料費や外注費は相手からの請求書がありますので、どの現場なのか、いくらなのかは把握できますが、社員職人の原価がいくらかかっているのかは、原価計算をしなければ正確には分かりません。そして、多くの会社は実際より安く見積もりしているケースがほとんどです。それも少しではなく、大分安く見積もりしています。
よって、そのようなことにならないよう社員職人1時間あたりの原価の算出方法について、必要な手順をお伝えします。
1.社員職人ごとに年間の労務費を集計する。
2.社員職職人ごとに総労働時間および直接作業時間を集計する。
3.年間の労務費を直接作業時間で割る。
4.間接作業員の原価を加える。
以上により、正しい原価を把握することができ、それに見合った見積書を提出することで、適正な利益が確保できます。詳しくは、YouTube動画で具体例を使って詳しい解説していますので、こちらをご覧ください!