与信管理の重要性
中小企業庁が実施したアンケート調査によると、事業継続を困難にするリスクとして、取引先の倒産が2位となっている(ちなみに1位は設備の故障、3位は自然災害)。
しかしながら、取引先の倒産(仕入先の倒産による代替調達ができないリスクも含まれる)が、それほどのリスクとして認識されているのも関わらず(私の肌感覚としてはあまりリスクとして認識されていないケースが多い気もするが)、何らかの対策をしている会社は少ない。
取引先(販売先)が倒産した場合、売掛金が回収できないことに加えて、今後の売上が減ってしまうというダブルのリスクがあり、1社の倒産で事業が継続できなくなってしまうことはある(実際にそういう会社を何社も見てきた)。
取引先の状況を知り取引限度額を決めること、そして必要に応じて保険や保証などの保全をかけることで、取引先の倒産による被害を最小限にすることができる。
業種や顧客構成によって方法は様々。興味のある方は、是非ご相談ください。