「好き嫌い」が最大の戦略

今日、新卒で入社した会社の1期上の先輩と20数年ぶりにお会いさせて頂いた。当時から好きな先輩の1人であったが、不思議なことにお互いに環境は変わったが、そのまま20数年前に戻ったような感覚であった。46歳になりそれなりに経験をして尖って生きてきた自分にとって、素直に当時の関係性に戻れるというのは人として好きだからだと思う。これからもお付き合いさせて頂きたいし、その中で何かお役に立つことができれば嬉しい限りである。

一方で、先日知人と5年ぶりくらいに偶然会った。最初は懐かしさから笑顔で話すのだが、5分もすると今も変わらず知ったかぶりする癖が気になって仕方ない。やはり人として好きではないし、何か提案したいという気持ちにもならない。

このように両極端な再会があったため、改めて認識できたことがある。私にとって最大の戦略は「好き嫌い」である。これまで「人がやらないこと、やりたがらないことをする」だと思ってきたが、もう一つ上位の階層に「好き嫌い」が存在していた。

「好き嫌い」に理由などいらない。後付けになるだけだ。「好きな人と好きな仕事をする」自分を活かす最大の戦略である。

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